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訪れた理由: 僕は大学のプログラムの一環で企画された企業インターンシップがきっかけでインドネシアのバリ島に一ヶ月半滞在していました。滞在先はバリ島の首都であるデンパサールから少し南下したところにある、観光地としても人気の強いクタ周辺のホテルに滞在していました。インターンシップ先はT-Galleria by DFS というショッピングモールに併設された免税店の施設内で働いていました。

 

素敵な出会い:私はインターンシップでの最初の配属先であるカスタマーサービス部門の方々との素敵な出会いに恵まれました。自分自身海外での長期滞在は初めてで、最初は英語もおぼつかず、緊張の日々の中で働いていました。しかしある日の勤務後に同じ部門の方々が「みんなでご飯に行こう!」と言ってくれ、それをきっかけに皆さんとも仲良くなり自分らしく働くことができるようになっていきました。彼らとは今でもインスタグラムを通して連絡を取り合ったりする仲で、またいつか再開できればと思っています。

 

美味しかった料理:バリ島はショッピングモールなどの商業施設が多く、特に観光地として有名なビーチ周辺には多種多様なレストランがあります。しかし、実際自分が食べ比べてみて美味しいなと思ったのは地元の人が通うようなローカルの食堂でした。そこではインドネシアで非常にポピュラーと言われているナシゴレンという料理を食べました。ナシゴレンとは甘辛いチャーハンのようなものですが、毎日食べても飽きず、晩御飯時にはよくローカルの食堂に通い、現地の人に混ざりながらナシゴレンを食べていました。

 

素敵な景色:ベタなチョイスですが、クタビーチの水平線から落ちていく夕日を眺めている時に心から感動した覚えがあります。バリは海に囲まれていることもあり観光地周辺には綺麗なビーチがたくさんあります。特に自分が滞在していたクタ地域では地元の方々も日常的にビーチに遊びに行き、砂浜を散歩している様子をよく見かけました。そのように好きな時に綺麗な海が見れる贅沢を日々味わいながら滞在していました。中でも帰国日の夕方に見たサンセットは感慨深いものがあり、今でも目に焼き付いているほどきれいでした。

 

あなたにとって旅とは:私にとって旅とはまさに文化の交流であると思います。自分は今まで海外に行く機会があまりなかったので、実際に滞在しバリ人のライフスタイルを真横で見ながら、カルチャーショックを受ける機会に恵まれました。また同時に学ばされることも非常に多く大変刺激的な思い出になりました。特にバリ人はコミュニケーションの量がものすごく多く、見知らぬ人でも挨拶はするし、あたたかく気さくな方が多かったという印象を持ちました。また、そのような民族性に触れ、日本にもこんな慣習があればなと羨ましく思いました。日本にいるだけでは感じられなかった感覚を体験することができるという点から、旅行は文化交流において最高の選択肢だと思います。

​インドネシア

​紙谷和明

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