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CHJ

2021.05

<英語論文>

Developing a harmonious culture-based sustainable event model in Bali tourism village.

・概要

理解しやすいさまざまなイベントの環境測定基準は、現在、さまざまな持続可能な観光研究でまだ議論されている。この研究は、観光村でのイベント活動におけるコミュニティの参加と調和のとれた文化に基づいた環境測定モデルを開発することを目的としている。定性的データ処理の結果は、アンケート作成のベースとして使用され、回答者は層化比例ランダムサンプリングを使用して選択され、82のイベント主催者がアンケートに回答した。定性的な結果は、信念体系、文化的価値観、およびコミュニティの参加が、グリーンイベントを測定するための新しい変数であることを示している。定量的な結果は、イベント主催者が調和のとれた文化統合環境測定指標について十分に理解していることを示している。カルトイベントのケーススタディに関するモデルの試行結果では、イベントは伝統的なコミュニティベースおよび文化ベースのイベントであるため、環境との調和はほとんど測定できないのに対し、神と人間との調和がイベント活動を支配することがわかった。

・感想

バリ島でのイベント実施の際は、環境への配慮も大切であるが、文化や宗教との調和にも気を遣う必要があることが分かった。


<日本語論文>

要約;地上の楽園と呼ばれるバリ島には海外・国内かち毎年多くの観光客が訪れている。バリ

島の魅力は典型的なリゾートのイメージだけではなく、ヒンドゥー教に根ざした伝統文化

にあり、多くの人々が「神々の住む島」バリに魅了される。観光開発が進む中で、バリ島

は環境問題等多くの問題を抱えながらも、バリの人々は「世界的観光地バリ」を誇りにし、

観光と伝統文化は相互の発展に寄与しあっている。本稿では観光開発が/単)社会にどのよ

うな影響を与えているのか、バリの人々の伝統文化や社会慣習に対する意識はどのように

変化しているのかを調査・分析している。


感想:観光を主にしている国は今コロナ渦の中では大変なのではないだろうかと思っている。観光を主にしているバリ島の経済はいま困窮しているのではないだろうか。バリ島もその中の一つだと考える。まだまだコロナ渦は続きそうなので観光に代わる産業を見つけないといけないのかもしれない。


<書籍>

(2012) 茂木正朗 親日指数世界一の国!インドネシアが選ばれるのには理由がある

・概要

 親日国といわれるインドネシア。日本からも楽園を求めてバリ島に旅に行く人が多い。なぜインドネシアは親日指数世界一の国なのか。インドネシアの専門家としてJICAプロジェクトにかかわる著者がインドネシアの基本知識をはじめ、企業の海外進出のための秘訣などを説明している。インドネシア人の明るい性格などが親日に影響しているということも述べられている。

・感想

 題名を見た際、インドネシアの歴史から何故親日国なのか説明されていると考えていたが、この本は企業の海外進出の面から親日であう理由を紐といていた。作者がインドネシア専門家なので、インドネシアの視点から見た日本が描かれており新鮮だった。インドネシア人の性格も述べられていたので、これからの交流に生かしていきたいと思った。


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