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2019・10

<日本語論文>

ソーシャルメディアを活用した景観の分析と評価ー大崎雄二(2017)

近年、成熟社会により、景観に対する国民の意識が高まりつつあり、地域固有の景観資源を意識した政策が行われている。一方、スマートデバイスの発達とソーシャルメディアの利用拡大により、位置情報をともなうデータが飛躍的に増大している。地域に新たな魅力と価値を創造するため、こうしたビッグデータを活用したまちづくりへの期待が高まっている。本研究では、ソーシャルメディアに投稿されたテキストと写真画像を総合的に分析することにより、観光行動の観点から観光地における景観の分析と評価を試みている。

<英語論文>

ーThe indiscipline of tourismー(1997)

この論文は、観光研究の認識論的特徴を明らかにする新しいモデルを開発します。観光の認識論に関しては、主に学問分野/分野論争を中心に、さまざまな主張や枠組みが提案されてきました。これらの批評的レビューが行われ、観光学が学問であるという考えは拒否されます。観光は2つの分野(観光のビジネスと観光の非ビジネスの側面)として概念化され、4つの主要な調査方法によってアプローチされることが提案されています。モデルは、観光研究がどのように発展しているか、観光の世界がどのように見られているか、そして学者間や学者と実業家の間の分裂の理由についての洞察を提供します。

<書籍>

ーDMO 観光地経営のイノベーションー高橋一夫(2017)

観光地域づくりの舵取り役としてマーケティングとマネジメントに取り組む組織を「DMO」と言います。DMOの研究と実践に取り組んできた著者が、観光地経営のプロ組織としてのDMOを、海外と日本の先進事例を踏まえて紹介しています。地方創生に向けた観光振興の中心施策として続々と誕生する日本版DMOの確立・運営のポイントを導きます。

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