<日本語論文>
ー観光地ロイヤルティ形成における愛着とスイッチング・コストの影響ー外山昌樹(2019)
本研究は、観光地に対する愛着とスイッチング・コストが観光地に対するロイヤルティへ与える影響につい て明らかにすることを目的に実施した。箱根町への旅行者を対象とした調査データを対象に共分散構造分析を実施した結果、観光地に対する愛着とスイッチング・コストは、共に観光地に対するロイヤルティへ正の影響を与えることが確認された。また本研究では、観光地に対する愛着は、観光資源評価、累積的経験評価、新奇性評価、対人接客ベネフィット評価によって規定されることと、スイッチング・コストは、新奇性評価と対人接客ベネフィット評価によって規定されることも明らかにされている。
<英語論文>
ー観光地エリアイメージと行動特性に基づく歩行者系回遊空間整備方法 : 京都洛東エリアを対象としてー西井和夫(2003)
彼らの以前の研究は、観光地の観光客のイメージと訪問した日の彼らの遠足パターンとの間の特定の関係を識別するために行われました。 本稿では、京都市洛頭地区における歩道の計画と改善のための方法を開発し、これらの関係を定量的に分析することを目的としています。 この分析の結果は、山腹の散歩、水辺の散歩、繁華街への散歩など、3種類の遊歩道が提案されていることを示しています。 また、これらのウォークトレイルのそれぞれについて、そのような計画と改善の方法の基礎となる基本概念と、解決すべきいくつかの重要な問題が提示されていることも示しています。
<書籍>
ー発展途上世界の観光と開発ーD.J.テルファー、R.シャープリー
日本では、一般的には観光が発展途上国の開発に応用されているということはあまり知られていませんが、観光成熟国、観光研究の盛んな欧米では、非常に活発な分野です。将来、国際的な観光開発に携わりたいと考えている人は読むべきだと思う。
最新記事
すべて表示・日本語論文 岡野ら(2019)「観光地への愛着に与える滞在中の経験」日本観光研究学会機関誌Vol. 30 / No. 1 《要旨》 日本の人口は2008年をピークに減少傾向にある。観光客も1990年までは上昇傾向だったが、それ以降は停滞している。観光客誘致のためには初めて...
[書籍] 村岡慶輔(2021)”観光再生-サステイナブルな地域をつくる28のキーワード-” ・要旨 移動制限や、訪日観光客が99%減少した日本の観光業がこれからどのような観光スタイルを貫くのか。観光再生するためのヒントや実例が事細かに説明され紹介されている。DX化を進める観...
【書籍】 みなかみイノベーション ー群馬県みなかみ町に見る中山間地の地域創生ー】 著者:鈴木誠二 2017年10月発行 〈要約〉 本書は、著者が群馬県みなかみ町で取り組んだ「地域イノベーション」(題して「みなかみイノベーション」)について書かれている。「みなかみイノベーショ...
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